【2025年9月】ふるさと納税の基本とおすすめ自治体5選

資産形成小話

毎年恒例のふるさと納税ですが、25年10月以降、ポータルサイトでのポイント付与が無くなります。この記事では駆け込みでふるさと納税を考えている人に向けて、そもそもの基礎知識やおすすめの自治体などを紹介します。

◆目次
1.ふるさと納税とは
2.ふるさと納税のやり方
3.ふるさと納税の注意点
4.おすすめの自治体
5.まとめ

1.ふるさと納税とは

 まずは、今さら聞けないふるさと納税の基本を簡単に解説します。

  • 地域活性化を促す目的で2008年に導入
  • 日本の地方自治体に寄附をすることで、税金の控除を受けられる制度
  • 寄附先の自治体から地域の特産品などの返礼品を受け取ることができる
  • 寄附金は、住民税や所得税の控除対象となり、実質的な負担額は2,000円程度
  • 寄付金の上限額や、控除額は収入や家族構成によって異なる

 寄付の上限金額はふるさと納税ポータルサイトで簡単に調べることがきます。

 例えば、年収600万円の場合、上限額は約7万円程度となります。

 返礼品に対する寄付金額は、通常の価格のだいたい3倍くらいに設定されているので、年収600万円の場合は、2万円分くらいの価値がある返礼品を約2千円の負担で貰うことができます。

上限を超えずに使えば、デメリットが一切ない神制度ですね。ポイント付く付かない関係なく、毎年上限まで使うようにしましょう。

2.ふるさと納税のやり方

 次にふるさと納税のやり方を順を追って解説していきます。

 ひとつひとつの手順は簡単ですが、寄付の申し込み方法や、税控除の手続きを間違えると、せっかくのお得な制度ですが、損をしてしまうことになるので、十分注意しましょう。

① 寄附先の自治体を選ぶ

  • 欲しい返礼品や応援したい地域から選ぶ
  • 楽天ふるさと納税やさとふるなどのポータルサイトで比較・検索すると便利
  • 控除上限額を事前にシミュレーションしておく

② 寄附の申し込みをする

  • ポータルサイトで寄附金額を入力し、支払い方法を選択
  • 寄附後、自治体から「寄附金受領証明書」が届く
  • ワンストップ特例制度を使う場合は、申請書を記入して返送する

③ 返礼品を受け取る

  • 地域の特産品や体験型サービスなどが届く
  • 発送時期は自治体によって異なるため、申込時に確認しておく
  • 年末は人気返礼品が品切れになることもあるので、早めの寄附がおすすめ

④ 税控除の手続きをする

  • ワンストップ特例制度:5自治体以内なら申請書で手続き完了
  • 確定申告:6自治体以上や自営業の方は翌年に申告が必要
  • 控除は所得税の還付+住民税の減額として反映される

毎年、どんな返礼品を貰おうとかと選ぶのがとても楽しいですね。実質負担がほぼないので、贅沢な高級食材で自分へのご褒美なんかもいいですよね。

3.ふるさと納税の注意点

 とてもお得なふるさと納税ですが、やり方を間違うと損をしてしまいます。

 損をしないために、重要なふるさと納税の注意点を整理します。

  • 控除限度額を超えると自己負担になる
  • 住民票のある自治体からは寄付金をもらえない
  • 税控除の申請をしないと自己負担になる
  • 6自治体以上に寄付すると確定申告が必要
  • 年末は返礼品が品薄になえる

税控除申請を忘れると、ただただ高いものを買っただけになってしまうので特に注意して下さい。まぐろの周りにも何人かそういう人がいます。。。

4.おすすめの自治体

 ふるさと納税で寄付ができる自治体数は約1,700もあります。

 なので、ふるさと納税をしたいけどどの自治体を選んだらいいのか、というのは永遠のテーマです。ここでは、長年ふるさと納税をやっているまぐろが厳選した5つの自治体を紹介します。

 かなり独身サラリーマンの独断と偏見が入ってますが、本当におすすめなので参考にしてもらえるとうれしいです。

 ※以降の画像は楽天市場サイト(https://www.rakuten.co.jp/)から引用してます。

宮城県気仙沼市

 おすすめ一つ目は宮城県気仙沼市

 言わずとしれた東北の漁港の気仙沼市なので、もちろん一番のおすすめは魚介類。

 いくら、ウニ、蟹などの王道はもちろん、サーモン、まぐろ、カツオなども多く取り揃えていて、魚介好きには間違いない自治体だと思います。

いくらやウニでプチ贅沢をするのも良いですし、冷凍の鮭切り身をストックして日々の食費を抑えるのも良いですね。

②宮崎県都城市

 二つ目は宮崎県都城市

 ふるさと納税で大人気の自治体で、何度も納税受入額の日本一になっています。

 何と言っても肉が充実していてコスパが良い。牛肉、牛タン、豚肉どれも素晴らしい返礼品がそろっています。

鶏もも肉とむね肉を毎年リピートしています。小分けになっていて使いやすいのでおすすめです。

③静岡県富士市

 三つ目は静岡県富士市

 静岡県富士市は、製紙工場がたくさんある市なので、紙製品の返礼品がとても充実しています。

 一人暮らしでも家族持ちでも、ティッシュやトイレットペーパーなどの消耗品を、ふるさと納税で大量にストックしていると、毎月の出費も抑えられてお得ですね。

紙類はそれなりにかさばるので置き場所には注意が必要ですが、こまめに買いに行く必要もなくなるので楽になります。

④北海道千歳市

 四つ目は、北海道千歳市

 北海道と言ったら海産物や農産物を思い浮かべがちだと思います。当然千歳市もいくらやジャガイモなども充実しており、北海道ならではのジンギスカンも返礼品にあります。

 さらに、千歳市には、キリンと日清の工場があるので、ビール・カップラーメンの返礼品があるので、本当に走攻守そろった完璧な自治体だと思っています。

最近カップラーメンも高くなっているので、まぐろはふるさと納税を使ってストックしています。

⑤宮城県角田市

 最後のおすすめは宮城県角田市

 角田市と聞いて何を思い浮かべますか?ふるさと納税をするまでは全く聞いたこともありませんでした。

 しかし、実は角田市にはアイリスオーヤマがあります。ということは、アイリスオーヤマの家電をふるさと納税でもらえるということです。

 家電だけではなく、単身家庭のお供であるパックご飯もアイリスオーヤマは製造しているので返礼品としてもらうことができます。

他の自治体でも家電が返礼品でもらえるところもありますが、パックご飯もラインナップにあるのが強いですね。

5.まとめ

 ふるさと納税の基礎から、やり方、おすすめ自治体を紹介しました。

 2025年10月からポイント付与がなくなるため、駆け込みで9月中にふるさと納税をする人が多いと思いますが、やり方を間違えて損をしないように注意して下さい。

 ただ、ふるさと納税は、ポイント付与が無くなった後でも、十分にメリットのある神制度でありますし、色々な自治体のことを知る良い機会にもなります。

 制度をしっかりと理解した上で、上手にふるさと納税を活用していきましょう。

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