資産形成マニュアル 固定費を減らす

資産形成マニュアル

◆目次
1.固定費とは
2.なぜ固定費を減らす必要があるか
3.固定費の削減例
4.経験談
5.まとめ

1.固定費とは

 ・「固定費」とは一般的に、「工場などで生産量が増減しても変わらず発生する費用」の事。
  イメージとしては、家賃や常に付けている照明や空調、賃金など、
  工場が止まっても常に発生するコスト。
  逆に、生産量に応じて増減するコストは「変動費」と言う。

個人収支の表現として正しいかはわかりませんが、イメージは一緒なので、
家計におけるそういったものを「固定費」と表現してます。

2.なぜ固定費を減らす必要があるか

 ・家計での固定費で代表的なものは、家賃、光熱費、通信費、保険、ローン、サブスクなど。
  光熱費や通信費は多少変動要素もありますが、いずれも生活していると必ず発生する費用で、
  例えば、1ヶ月のうち半分家を空けたとしても、毎日家にいても同じ費用が発生してしまう。
 ・これらの固定費を減らすべきな理由は2つ


   ①見直しやすい
    ・固定費は毎月発生する費用なので、実態が把握しやすく、見直す方法も簡単。
    ・家計簿をつけていれば一目瞭然、または、銀行口座からの定期的引き落としや、
     クレジットカードの明細を見れば、毎月定期的に払っているお金は把握しやすい。
    ・見直しの方法についても、いくつものプランが既に用意されており、
     ウェブで簡単に手続きができる環境になっているため、即実行が可能。
    ・逆に交際費や食費などは、その時々のイベントや季節などでも変化するので、
     明確に何円まで減らすという目標が立てづらく、見直しが難しい。


   ②見直す効果が大きい 
    ・固定費は毎月発生しているため、見直さなければ極端に言えば永遠に払う事になる。
     例えば、携帯代を月8千円払っている人が月3千円に見直せたとして、
     月5千円を今後一生払う必要がなくなり、30歳で見直した場合、
     80歳まで携帯使うとして、300万円分のコスト削減となる。
    ・月単位で見れば大した事がなくても、今後ずっと発生する費用を削減することは、
     とても大きなプラスになるので、無駄を垂れ流さないためにも早めの見直しが必要。

3.固定費の削減方法

 ・まずは自分の生活の収支を把握して、払っている固定費を全て書き出す。
   ⇒収支を把握する
  家計簿があれば楽だが、無い人は、銀行口座やクレカ等から、固定費を洗い出す。
 ・毎月いくら払っているか、年単位や10年単位でいくら払っているか確認する。
 ・それぞれの固定費をどう削減できるか、一つ一つ方法を考えてメモを取る。
  あとは、それをひたすら実行していく。

年間や今後いくら払うかを数字として見る事で、
見直すモチベーションが大きく上がります。

4.経験談

 ・家計簿をつけ始める前は、漠然とだいたいトータルの出費はわかっていたものの、
  家計簿をつけ始め、自分の月々の出費を目の当たりにして、ほんと無駄が多いと感じた。
  特に目に付いたのは、携帯電話料金とサブスク料金であり、
  まずは、三大キャリア携帯から格安スマホプランに変更。サブスクもアマプラだけにした。
  これだけで月に約1万円、年間12万円を投資に回せるようになった。

生活費に無頓着な人ほど、無駄な固定費を払い続けてしまうので、
家計簿をつけて定期的に固定費を見直すといいですね。

5.まとめ

 ・見直しやすく効果の大きい固定費を減らすため、固定費を洗い出す。
 ・どれだけ浪費しているかを確認して、削減のモチベーションにする。

その他の資産形成マニュアルはこちら⇒ 初心者向け資産形成マニュアル

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