昔から漫画が好きで今でもよく読んでいます。あまり趣味というものがないので、漫画を読むというのが唯一の趣味と言ってもいいかもしれない。
ということで、今回は好きな漫画だったり、いま読んでいる漫画を紹介します。
好きな漫画① シドニアの騎士 弐瓶勉 全15巻

二瓶勉さんの何作目かわからないけど、二瓶勉さんらしいしっかりとしたSFに、ラブコメディ要素も加わった素晴しい作品。アニメ化も映画化もされています。
BLAME!から始まってBIOMEGAや、現在も連載しているタワーダンジョン全ての二瓶勉さんの作品は見ていて、どれも最高に面白い漫画なのですが、その中でもBLAME!かシドニアの騎士が個人的には大好きで、どちらも4,5回は見直している。
シドニアの騎士は、それまでの弐瓶勉作品とは違い、主人公をとりまくヒロインポジションが何名か存在し、ラブコメ的な展開があるので、二瓶勉らしい無骨で奥深いSFが好みの人にはとっつきにくいように思えそうだが、そんなことなく、ラブコメ要素も巻き込んだ超大作SF作品となっていると思う。
敵要素であるガウナと戦っていく中で、加速度的に飛躍していく科学的な発展と、比例してさらに強くなっていくガウナ。主人公をとりまく仲間やライバル、過去との意外なつながりや驚愕の真相など、全ての要素がうまく絡まっていくストーリーは、ただのSF作品といってしまうには勿体ない、全ての人におすすめできる漫画です。
好きな漫画② 極悪がんぼ 田島隆/東風孝広 全16巻

ナニワ金融道やカバチタレも大好きなんですが、世の中のいわゆる悪者サイドである事件屋に焦点をあて、主人公の神崎守が、成長してフィクサーとなっていくまでを描いた作品。極悪がんぼの後にも2作品続いており、なかなか見ごたえがありますが、サクっと読めてしまいます。
神崎の先輩にあたる金子千秋や、所長の秦光浩など、クセの強い人物が面白く興味深く描かれており、二作目から登場するキャリア官僚の二宮亮などとの掛け合いもともて面白い。
法律の隙間を縫って繰り広げられる悪のインテリ的な悪事は、目を見張ってしまっていいのかわからないが目を見張るものがある。
好きな漫画③ 喧嘩商売 木多康昭 全24巻

数ある格闘漫画の中で一番好きなのがこの喧嘩商売、自作の喧嘩稼業の連載がしばらく止まってしまい、連載復活を切に願っています。
主人公の佐藤十兵衛がもちろん強いのですが、さらにずる賢く、汚い手を使っても勝とうとする姿が、他の王道的な格闘漫画とは一線を画していると思う。さらに、登場する格闘家がかなりたくさんいるのですが、それぞれ特徴や個性が強く、それらが絡まって展開するストーリーがとても面白い。
木多康昭さんらしいコミカルな展開は中盤以降くらいから無くなっていき、後半はかなり純粋な格闘漫画となっていると思う。喧嘩商売の終盤の佐藤十兵衛と金田保の戦いは、全格闘漫画の中でベストバウトだと思う。
何とか生きてるうちに最終回をみたい作品。ハンターハンターもそうだけど。
いま読んでる漫画① だんドーン 泰三子 既刊8巻(2025年10月現在)

日本警察の父と呼ばれる川路利良を描いた作品。秦三子さんというとハコヅメのほうが有名だと思いますが、こちらのだんドーンは幕末の薩摩を中心とした歴史漫画としてもとても面白い。
秦三子さんは歴史オタクを自称しているだけあって、しっかりとした歴史背景や描写、こんなことよく知ってますねという感じのネタまで奥深く描かれてます。
敵の忍者集団である多賀者との戦いもとても見ごたえがあるが、それ以降、今現在描かれている外国との軋轢なども含めた幕末の動乱もかなり面白い。
週刊で展開をワクワクしながら追っています。
いま読んでいる漫画② みーちゃんと山田さん 亜月ねね 既刊4巻

山田さんの働くキャバクラに入店してみたみーちゃんとの話を描いた作品。元々は亜月ねねさんがツイッターで投稿していたのを、出版社が目に付けて現在マガジンポケットで連載中。
最終的にみーちゃんが殺害されるというのがセンセーショナルな展開を、一話目から明かしている衝撃的な作品という一方で、みーちゃんの無茶苦茶な言動や行動が織りなすコミカルな展開もあり。
さらに、言葉は伏せますが、社会のタブーとも言える内容もストーリーに大きくかかわっており、コミカルで可愛い絵とは半面、ダークな漫画といえる。
こちらも毎週の更新を心待ちにしている漫画の一つ。
最後に
さくっと書くつもりが結構しっかりと漫画紹介をしてました。投資とかお金も好きだけど、趣味も大事だなと改めて思いました。
何ならもっと十数作品紹介したい漫画もあるので、たまにまた書いてみようと思います。
そして、リンクをポチポチと貼っていく中で気づきましたが、すべて講談社の作品でした。おそるべし講談社。


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