資産形成を始めるための重要な第一歩。この記事では「収支を把握する」について、必要性から、具体的な方法、おすすめ家計簿アプリ等、皆様のお役に立つ情報をわかりやすく説明します。
◆目次
1.収支把握がなぜ必要か
2.収支を把握する方法(家計簿)
3.経験談
4.おすすめ家計簿アプリ
5.まとめ
1.収支把握がなぜ必要か
・簡潔に言うと2点。①自分が貯蓄・投資に回せるお金を把握する ②無駄な出費を把握する
①自分が貯蓄・投資に回せるお金を把握する
・資産形成を始めようと思った時に、とりあえず1万円や5万円を毎月積立投資と考えた場合、
はじめの一歩を踏み出したのは、とても素晴らしい事ですが、
せっかく始めるのだから、より最適で効率的なものにするべきです。
・具体的に言うと、いまの自分が出せるお金を最大限、資産形成に回さないと、
限りある時間を無駄に使ってしまうことになってしまいます。
・例えば、毎月1万円を10年間年利5%で運用した場合、155万円(+35万円)
毎月2万円を10年間年利5%で運用した場合、310万円(+70万円)
金額が増えればそれだけ利益が大きいのは当たり前ですが、
最大限発揮するためには、自分が投資に回せる金額を見極める必要があります。
・収支を把握して、生活費や今を楽しむお金を除いた余剰資金で貯蓄・投資をしましょう。
②無駄な出費を把握する
・無駄な出費を減らし、貯蓄・投資に回せるお金を増やす事が、資産形成では大事になる。
これについても時間が経過するほど無駄が拡大するので、早期に把握したい。
・例えば、携帯代を毎月8千円払っている人が、3千円に見直すことができれば、
1年間で6万円、10年で60万円、さらにこれを投資に回せば、さらにプラスとなる。
このように特に固定的な出費は、将来に渡るので見直すタイミングは早いほど良い。
2.収支を把握する方法(家計簿)
・これは家計簿をつける以外には無い。
・家計簿については、手書きや表計算ソフトなどで手動で管理する方法と、
家計簿アプリで自動で管理する方法の2種類にわかれますが、
それぞれメリット・デメリットを整理しました。
①手動管理
メリット :現金支出の管理がしやすい
デメリット:時間・手間がかかる、抜ける可能性がある
②自動管理
メリット :時間・手間がかからない、抜けが無い
デメリット:現金支出の管理は手間、口座紐付けが手間
・時間をかけれるか、現金支出がが多いか次第では、手動もありえるが、
Web口座やキャッシュレス化が進んでいる中、現金支出は減らすべきで、
家計簿書く時間を他のことに回すほうがよっぽどメリットがあるため、
家計簿ソフトを使って自動管理するべき。
3.経験談
・まぐろは社会人になって10年以上になりますが、家計簿を付けたタイミングは2回。
・一回目は確か社会人5年目くらいで、Zaimで家計簿をつけ始めたけど、
自分で手打ちするタイプだったので、1年も続かなかった。
ただ、それでも自分がいかに無駄使いをしているかはよくわかった。
・二回目は1年半くらい前で、マネーフォワードで家計簿をつけ始めた。
今回はそもそもの生活がほぼキャッスレス化できていたので、
クレジットカードや口座をひたすら連携させて自動更新なので今も続けている。
口座数多いので有料プランにしているけど、収支を完全に把握できているし、
無駄な固定的な出費もおそらく毎月2万円分くらい見直すことができたと思う。

節約のためにやってるのに月額500円も払うの?と思う人もいると思いますが、
マネーフォワードMEは、2024年時点で、なんと50万人以上が有料プラン。
無料プランも含めると1500万人以上もユーザーがいるそうです。
4.おすすめ家計簿アプリ
・有名な「マネーフォワードME」と「Zaim」を簡単に比較しています。
どちらも無料プランがありますので、まず試してみてはいかがでしょうか。
比較項目 | マネーフォワード ME | Zaim |
---|---|---|
金融機関連携数 | 非常に多い(2,600以上) | 多いが一部非対応(例:PayPay) |
資産管理 | ◎(投資・保険も含む) | ◯(家計中心) |
カスタマイズ性 | △(カテゴリ編集不可) | ◎(自由度高い) |
初心者向け | △(やや情報量多め) | ◎(シンプルで直感的) |
レシート入力 | ◯ | ◎ |
有料プラン | 月額500円~ | 月額480円~ |

ざっくり区別すると、投資資産管理重視か家計重視のどちらかですね。
普通に使う分にはどちらも資産管理に不自由はしないと思うので、
見た目や使い勝手も含めて検討するのが良いと思います。
リンク① マネーフォワードME

リンク② Zaim

5.まとめ
・収支を把握して、無駄な出費を無くし、余剰資金を投資や貯蓄に回す。
・キャッシュレス化して家計簿アプリで管理が楽。
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